メーターも長期間使っていれば、内部のギヤが摩耗し、正確な数値を示さない。そこで、PMC製にすることで正常な状態に。油温計はウッドストック製ステーを使ってハンドルポスト部にマウントする

フロントフォークは、空冷Zを社外軽量ホイールで17インチ化する際に、最適なバネレートに設定したマッコイの正立フォークを採用（インナー＝ゴールド・アウター＝ブラック。その逆のパターンも選択可能）。ベースはオーリンズで、付属するステーで装着可能なフロントフェンダーも付属する

フロントブレーキはガルファーのφ320mmウェーブディスクとブレンボのキャスティングキャリパーの組み合わせ。コストパフォーマンスが高く、公道であれば十分なパッケージである

純正タンクは鉄製のため、パーツ単体で考えると、相当な重量物になる。そこで、軽量化のためにビーターのアルミタンクに変更。ガソリンキャップが純正でないことをさり気なくアピールしている

エンジンオイルのコンディションを安定させるために、オイルクーラーを追加。選んだのはPMCのラウンドタイプ。ホースが目立たないよう、センターまわしで装着している

エキゾーストシステムには、出力特性や重量にこだわって開発したオリジナルのウインマッコイをセット。なお、これまでロゴはレッドをベースにしていたが、ブラックに変更

排気量とのバランスを考えて、キャブレターにはφ35mmのFCRをセット。セッティングしだいで、十分なパワーを発揮する。なお、耐久性を考慮して、K＆Nのパワーフィルターを組み合わせた

キツくもなく、かといってバンク角が少ないわけでもない、絶妙な位置に設定されたマッコイのステップを採用。なお、アップタイプマフラーの装着時にマスターが干渉しないよう、前倒し装着としている

快適性を高めるためにETCを採用し、ユニットはシート下に設置。また、バッテリーをMF化したほか、電気系パーツは不要なトラブルを起こさないよう、徹底的にリフレッシュした